韓ドラを見ていると、
「あれ…これ、なんて意味だったっけ?」
「あ、この単語…どこかで覚えたぞ…」
でも、意味が思い出せない。
そんな経験、ありませんか?
実はこれ、私も毎日のように繰り返していました。
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韓国語の単語帳を買って、アプリもダウンロードして。
「よし!1日10個覚えるぞ」と意気込んでスタート。
でも翌日には、前日に覚えたはずの単語が頭からスルリと抜けていく。
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「昨日あんなに時間かけたのに…全然覚えてない。」
そんなことが続くと、ふと不安になりました。
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「私って記憶力が悪いのかも…」
「やっぱり学生の頃とは違うし…歳のせいかな?」
「勉強の才能ないんじゃない?」
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私も、こんなふうに自分を責めてしまっていた時期があります。
でも、ある時気づいたんです。
「忘れるのは、覚え方の問題だった」と。
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実は私たちの脳って、「ちょっと覚えただけではすぐ忘れる」ようにできているんです。
だから、単語を何回見ても覚えられないのは、自然なことなんですよね。
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それから私は、「忘れない方法」ってあるのかな?と真剣に調べ始めました。
そして、少しずつ試していくうちに
「これ、効くかも!」という暗記法に出会えたんです。
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推しのセリフを聞いて、自然に理解できた時の感動。
字幕より先に意味が分かった時の喜び。
この経験を、ぜひあなたにもしてほしいと思いました。
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そこで今回は、私が実際に試して効果を感じた
「忘れない単語暗記法」5つをご紹介します。
どれも、今日からすぐにできる習慣です。
“覚えたのに忘れる”から卒業して、推しの言葉が自然に心に届く毎日を一緒に目指しませんか?
なぜ単語は“すぐに”忘れてしまうの?(仕組みを知れば怖くない)

単語帳を開いて「昨日もやったはずなのに…」と悩んでいるあなた。
それ、あなたのせいではありません。
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実は人間の脳って、短期記憶に入った情報は、ほとんどが数日で消えてしまう仕組みになっているんです。
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じゃあ、どうすれば「記憶に残る」?
答えはシンプル。
“何度も思い出す”ことで、記憶は長期保存されるんです。
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単語帳を1周して終わり。
私もやっていましたが、これだと「覚えたつもり」になっているだけで、脳には全然定着していませんでした。
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記憶にしっかり定着させるには、
「思い出す」「口に出す」「また見る」この繰り返しが必要です。
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これから紹介する暗記法は、
この“記憶の仕組み”を味方にする方法です。
忘れない単語暗記法5選|今日からできるシンプルな工夫

「韓国語、全然覚えられない」
でも、
「韓国語の力を着実に伸ばしたい」
そんなあなたへ向けて、今日からできるシンプルな暗記法を5つご紹介していきます!
暗記法①|「音」で覚える!意味は後からでOK
単語を覚えるとき、最初から「意味をしっかり覚えなきゃ」と思っていませんか?
実はその考え、単語を忘れる原因のひとつなんです。
韓国語は音の言語。まずは「意味」より耳で聞いた“音”を真似することが大事。
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例えば、ドラマで
준비됐어?(準備できた?)
って聞こえてきたとき、「…ジュンビデッソ?って聞こえた?どういう意味だっけ?」と単語が韓国語で聞こえるけど、意味はわからないという経験は一度、二度とあるはずです。
ここで「辞書で調べて、意味を完璧に理解して、書いて覚える」…のもいいですが、
まずはシンプルに「聞こえた音を、そのまま口に出す」だけでOK!
- 1日1つ「聞こえた単語」を録音して真似してみる
- 声に出すときは、意味が分からなくてもOK!
- 何回か言っているうちに「音が口になじむ」→記憶に残る!
「意味→発音」ではなく、「発音→意味」の順で覚えたほうが忘れにくいと言われています。
だから、まずは耳と口で“音”を覚える。
自然な単語暗記の第一歩となるはずです!
暗記法②|使う場面ごと覚える!“単語帳だけ”は卒業
単語帳に出てくる単語を「片っ端から覚えよう」と思っていませんか?
でも実は、使う場面が想像できない単語はただの暗記になってしまい、記憶に残りにくいんです。
逆に、脳が感情が揺さぶられたことなどは記憶に残りやすいので、その時の感情やシーンと一緒に単語を記憶すると、忘れにくいと言われています。
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たとえば、ドラマでヒロインが泣きながら「가지 마…(行かないで…)」と言っていた。
その場面に胸が締め付けられた。
韓ドラ好きであれば、想像がつくシーンがいくつかあるのではないでしょうか。
その想像できる感情こそが、記憶を思い出す引っ掛かり!となることが多いのです。
- 単語を「感情とセット」で覚える
- 単語帳ではなく、ドラマ・推しのセリフ・実際のシーンから単語を拾う
- 「별로(ビョルロ)=イマイチ」を覚えたいとき、 → ドラマで「별로야…(イマイチだな…)」と言ってたシーンを思い出す!
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スマホに「シーン別単語メモ」を作ってみるのも良い方法!
- 恋愛系/家族の会話/病院シーン…など場面ごとに整理
- 画像や動画のスクショ付きで保存すると視覚で記憶に残りやすい!
できれば、自分が使うならどう使う?をイメージして覚えると、さらに実践でも使いやすくなりますよ。
暗記法③|夜に“思い出す”が最強!ミニテスト習慣
「覚えたのに…」となるのは、“思い出す練習”をしていないから。
だから、1日1回のミニテストをしてみることもひとつです。
よく、こんなことを聞きます。
「昼休みに単語を5つ覚えたのに、夜には忘れてる…私、記憶力悪いのかな?」
私も何度もそう思ったことあります。
でも、それ、人間であれば、当たり前のことなんですって。
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では、忘れないようにするためには、どうしたら良いのか。
人は「思い出そう」とするときに、脳がその情報を“重要”と判断します。
だから、翌日以降の記憶もぐっと残りやすくなるんです。
そこで!
朝覚えた単語を、夜に「自分でクイズ出してみる」。
これだけでも、記憶の定着が確実にアップします。
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LINEのメモ機能や、手帳の隅でもOK。
とにかく“思い出す”タイミングを作ることがポイントです!
暗記法④|声に出して、書いて、五感で覚える
覚える単語を、ただ「見るだけ」で終わらせていませんか?
実は、見る・書く・聞く・話す…すべてを使ったほうが、圧倒的に記憶に残ります。
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単語を覚えたいとき、つい「何回も見た」、「何回も書いた」で“覚えた気になっていませんか?”。
でも次の日に昨日やった単語のことを考えると、忘れてる…。
っていう経験は私だけではないはず。
「五感で覚えた単語=なかなか忘れない」
→だから、ちょっと手間をかけた単語ほど一生モノになります!
単語を書きながら声に出して発音、声に出せないような環境であっても、口パクだけでもしてみる
とにかく、五感を使って身体に染み込ませていくという意識を持ってとりくむことが大切です。
暗記法⑤|3日後・1週間後・1ヶ月後に再テスト
エビングハウスの忘却曲線、知っていますか?
人の記憶は、3日経つと半分以上が消えるそうです。
1回覚えた単語も、時間がたてば忘れる。
それは自然なことです。
どうしたら忘れないのか、
それは思い出すこと。
タイミングよく、何度も自分でテストしてみること。
これで単語は記憶に定着するようになります。
タイミングとしては、
3日後・1週間後・1ヶ月後の復習が大事です。
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カレンダーやスマホのリマインダーで、「この単語の“復習日”」としてセットして、着実に記憶に残っている単語を増やしていってみましょう!
世界が変わる|体験談

私はこの暗記法を、全部一気にはやりませんでした。
1つずつ試していくうちに、「あれ?覚えてる!」が増えてきました。
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そして推しのセリフが聞こえた瞬間、意味が浮かぶ感覚に。
韓国語が分かったその時、「分かるって嬉しい!韓国語の勉強って、楽しいものなんだな」と思えたんです。
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そこからは単語を覚えるって、苦行じゃなくて、楽しい、楽しい“推し活”の一部なんだなと思えるようになっていきました。
まとめ|「忘れない」は作れる。今から始めよう

韓国語の単語暗記は、才能じゃありません。
「習慣で記憶は作れる」。私はそれを実感しています。
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忘れてもOK。
大事なのは、「もう一度、思い出せばいい」と思えること。
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今日紹介した暗記法のうち、
1つだけでも試してみてください。
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そして、あなたが「字幕なしで推しの言葉を理解する」
その未来への一歩にしてもらえたら、嬉しいです。
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